ウォーターサーバーは救世主?家族の備蓄水をたっぷり確保
未曾有の災害に備えて、日頃から確保したい備蓄水。家族が多くなればなるほど、備蓄水の必要量が増えることは言うまでもありません。備蓄水をなるべく多く確保したい時、一度は検討しておきたいのがウォーターサーバーの導入です。水がたっぷり入った、ウォーターサーバー用のボトルやパックのストックがあれば、災害時には飲料水だけでなく、ちょっとした生活用水としても使用できるでしょう。
あなたのご家庭では、備蓄水の賞味期限を切らしてしまったことはありませんか。一般的にペットボトルの飲料水は、未開封のままなら賞味期限が切れても問題なく飲めると言われています。しかし、何年も前の飲料水を口にすることに抵抗を感じる人もいるでしょう。そんな方におすすめしたいのが、ウォーターサーバーの設置です。定期的にストックを消費できるウォーターサーバーを利用することで、備蓄水の賞味期限切れが防げますよ。
電気が止まってもウォーターサーバーは使える?災害時の注意点も
ウォーターサーバーを選択する時は、電気が止まると水を注げない給水機があることも知っておきましょう。停電時でも使えるウォーターサーバーを見分ける簡単なコツは、注水の方法をチェックすることです。レバー式、またはコック式のウォーターサーバーであれば、注水時に電力を使用しない場合がほとんどです。一方、ボタン式のウォーターサーバーは、停電してしまうと注水できなくなるタイプであることが多いです。停電時に使えないウォーターサーバーだと、災害時には本体からボトルやパックを取り外して水を使用するといった手間がかかってしまいます。
停電時のウォーターサーバーは、当然ながら水を冷やしたり温めたりすることができません。常温の状態が長引くと、内部に雑菌が繁殖してしまう恐れがあります。災害時になかなかライフラインが回復しない場合、ウォーターサーバー内に残った水はできるだけ早く使い切るように心がけましょう。